【無料】MKVをMP4に変換できるフリーソフトおすすめ6選
MKVをMP4へ変換する方法をご存知でしょうか?変換ツールを使えば簡単にMKVをMP4に変換できます。この記事は、MKVをMP4に変換できるフリーソフトおすすめ6選をご解説します。初心者からプロまで使えるので、MKVのMP4変換でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
MKVとMP4の違いは?どっちがいい?
MKVとMP4のどちらでも映像、音声などのマルチメディアデータを格納するコンテナフォーマットである。MKVの標準のファイル拡張子は「.mkv」で、MP4の標準のファイル拡張子は「.mp4」になります。MP4とMKV両者を比べると次のような違いがあります。
- MP4は互換性が一番いい動画フォーマットとされていて、ほとんどのOS・ブラウザ・スマホ・家電に対応しています。MKVは対応しないデバイスが多いです。
- MKVに映像や複数の音声コーデックと字幕を格納できます。一方、MP4には格納される音声と映像は一つしかありません。
- 品質と内容の同じ動画ならMP4のほうはファイルサイズが小さいです。
- 同じコーデック使用した場合、MKVがMP4より画質は高いです。
MKVのプラットフォーム互換性は非常に制限されているため、スマホや他のポータブルデバイスで再生するならより汎用性が高いMP4がおすすめです。
MKVとMP4はそれどれメリットとデメリットがありますが、専用の変換ツールを使用することでMKVからMP4へ変換したり、MP4からMKVへ変換したりすることが簡単にできます。次に、MKVをMP4へ変換するために、PC初心者でもすぐに使える、厳選したフリーソフトを6つご紹介していきます。
MKVをMP4に変換できるフリーソフトおすすめ6選
MKVをMP4へ変換できるソフトはたくさんあります。その中から、無料かつ実用性が高いものだけをピックアップしてご紹介します。
Any Video Converter Free
Any Video Converter Freeは動画変換や音声変換、動画再生、動画編集、DVD焼く、動画ダウンロードなどの6つの機能を備えた万能の動画変換ソフトとして広く知られています。Any Video Converter Freeの運営会社はマルチメディアソフトウェア開発の分野においては18年の歴史を持っています。MKVをMP4へ変換するなら、無料かつ使いやすくて機能が安定しているAny Video Converter Freeをぜひおススメしたいと思います。
- 日本語対応:はい
- 対応OS:Windows 11/10/8.1/8/7、Mac OS X 10.7 - macOS 10.15
- 対応入力形式:MKV、MP4、MPEG、VOB、WMV、H264、H265、3GP、3G2、MOD、M2TS、RMVB、AVI、MOV、FLV、F4V、DVR-MS、TOD、DV、MXF、OGG、WEBMなど。
- 対応出力形式:MP4、AVI、MKV、M4V、WMV、MPG、ASF、M2TS、3GP、FLV、SWF、MOV、GIF、WEBM、HTML5 WEBM、HTML5 OGG、HTML5 MP4、MP3、OGG、WAV、AAC、WMA、AIFF、CAF、AMR、RA、AU、MP2、AC3、M4R、M4A、FLACなど。
メリット:完全無料、バッチ変換をサポートします。変換処理スピードが速いです。フォーマット変換のほか、動画編集やDVD焼く、動画ダウンロードなどの機能を利用可能です。
Any Video Converter Freeを使ってMKVをMP4に変換する方法
- ① Any Video Converter Freeを起動し、「形式変換」ツールを選択します。
- ② MKVに変換したい動画を追加します。
- ③ 「動画形式」をMP4に選択します。
- ④ 変換ボタンをクリックして変換を開始します。
VLC Media Player
VLC Media Playerはフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤーであり、DVD、オーディオCD、VCDや様々なストリーミングプロトコルを再生可能なフレームワークです。Windows、Linux、Mac OS X、Unix、iOS、Androidなどすべてのプラットフォームで実行できます。VLC Media Playerは普通のマルチメディアプレイヤーとして多くの人々に知られていますが、MKV MP4変換も可能です。
VLC Media Playerのダウンロード先 >>
- 日本語対応:はい
- 対応OS:Windows、Linux、Mac OS X、Unix、iOS、Android
- 対応入力形式:MPEG (ES,PS,TS,PVA,MP3)、AVI、ASF / WMV / WMA、MP4 / MOV / 3GP、OGG / OGM / Annodex、Matroska (MKV)、Real、WAV (including DTS)、Raw Audio: DTS, AAC、 AC3/A52、Raw DV、FLAC、FLVなど。
- 対応出力形式:MP4、ASF、TS、WEBM、MP3、OGG、FLACなど。
メリット:完全無料、すべてのプラットフォームに対応します。
デメリット:バッチ変換をサポートしない、対応出力形式が少ないです。
VLC Media Playerを使ってMKVをMP4に変換する方法
- ① VCL Media Playerを起動し、左上の「メディア」から「変換/保存」を選択します。
- ② ファイルタブの「追加」でMKV動画を追加し、「変換/保存」ボタンをクリックします。
- ③ 「プロファイル」で「MP4」を選び、保存先を参照し指定してから、「開始」ボタンをクリックします。
XMedia Recode
XMedia Recodeは多彩なフォーマットに対応した無料のエンコードアプリです。ほぼすべての動画と音声フォーマットに対応しているため、MKVからMP4への変換も簡単にできます。そして、XMedia Recodeはドイツのソフトですが、日本語にも対応しています。
XMedia Recodeのダウンロード先 >>
- 日本語対応:はい
- 対応OS:Windows 10/8.1/8/7
- 対応入力形式:MKV、AAC、AC3、ADX、AIFF、AMR、APE、ASF、AVI、AU、Blu-ray、DVD、DIVX、DTS、E-AC3、FLAC、F4V、FLV、H261、H263、H264、IVF、M2TS、MTS、M1V、M2V、M3U、M3U8、M4A、M4P、M4V、MKA、MMF、MP2、MP3、MP4、MP4V、MPE、MPEG、MOV、OGG、OGM、SVCD、SWF、SPX、THP、TS、TRP、TP0、VCD、VOB、WebM、WMA、WMVなど。
- 対応出力形式:MP4、AAC、AC3、AVI、FLV、M4A、M4V、MMF、MPEG-1、MPEG-2、MPEG TS、MOV、MKA、MKV、OGG、SVCD、SWF、VCD、VOB、WAV、WebA、WebM、WMA、WMVなど。
メリット:完全無料、バッチ変換をサポートします。非常に多くのフォーマットに対応しています。
デメリット:動作が不安定になり強制終了する可能性があります。
XMedia Recodeを使ってMKVをMP4に変換する方法
- ① XMedia Recodeを起動し、上の「ファイルを開く」ボタンをクリックしてMKV動画を追加します。
- ② 「形式」オプションでMP4を選択します。
- ③ 右下の「参照」をクリックして出力フォルダを指定します。
- ④ 設定が完了したら、上部の「リストに追加」ボタンをクリックして、ファイルをタスクリストに追加します。
- ⑤「エンコード」ボタンをクリックすれば、MKVからMP4への変換作業が開始されます。
Freemake Video Converter
Freemake Video Converterは500以上のフォーマットとガジェット間のビデオファイルを変換するためのフリービデオコンバーターです。MKVをMP4へ変換する機能は無料で利用できます。Freemake Video Converter有料版にアップグレードすれば、MP4変換だけではなく、動画編集、DVDへ書き込み、写真スライドショー作成も簡単に行えます。
Freemake Video Converterのダウンロード先 >>
- 日本語対応:はい
- 対応OS:Windows 11/10/8.1/8/7
- 対応入力形式:MP3、MP4、AVI、MKV、WMV、3GP、SWF、FLV、HD、MOV、DVD、RM、QT、TS、MTS、Frapsなど。
- 対応出力形式:MP4、AAC、AC3、AVI、FLV、M4A、M4V、MMF、MPEG-1、MPEG-2、MPEG TS、MOV、MKA、MKV、OGG、SVCD、SWF、VCD、VOB、WAV、WebA、WebM、WMA、WMVなど。
メリット:使いやすくて初心者でもすぐに使えます。バッチ変換をサポートします。
デメリット:一部の機能は有料となり、また無料版ではFreemakeロゴは動画画面の真ん中に入るので要注意です。
Freemake Video Converterを使ってMKVをMP4に変換する方法
- ① Freemake Video Converterを起動し、上の「ビデオ」ボタンをクリックしてMKV動画を追加します。
- ② 画面下部のMP4ボタンをクリックします。
- ③ 「出力フォルダ」で保存先を指定します。
- ④ 「変換する」ボタンをクリックすれば、MKVからMP4への変換作業が開始されます。
VSDC Free Video Converter
VSDC Free Video Converter>は、機能が豊富で使いやすいフリー動画コンバーターです。ほぼすべての一般的な動画形式がサポートされています。主な目的は、ビデオファイルを編集して、ある形式から別の形式に変換することです。
VSDC Free Video Converterのダウンロード先 >>
- 日本語対応:はい
- 対応OS:Windows 10/8.1/8/7
- 対応入力形式:DVD、AVI、QuickTime Video(MOV、QT、MP4やM4V)、MPEG、WMV、FLV、MKV、RealVideo(RMとRMVB)、Mobile Video(3GPと3G2)、AMVなど。
- 対応出力形式:AVI、QuickTime Video(MOV、QT、MP4やM4V)、MPEG、WMV、FLV、Matroska Video(MKV)、RealVideo(RMとRMVB)、Mobile Video(3GPと3G2)、AMVなど。
メリット:完全無料、バッチ変換をサポートします。
デメリット:変換スピードが遅いです。
VSDC Free Video Converterを使ってMKVをMP4に変換する方法
- ① VSDC Free Video Converterを起動し、メニューバーから「ファイル」をクリックし、MKVファイルを追加します。
- ② 上部の「機器」や「型式」で出力フォーマットを選択します。
- ③ 右下の「出力先の変更」ボタンをクリックして出力フォルダを指定します。
- ④ 上部の「変換」で「変換開始」をクリックすれば、MKVからMP4への変換作業が開始されます。
VidCoder
VidCoderは、DVDやBlu-ray、その他各種動画ファイルをMP4 / MKV / WebM動画に変換できるWindows用フリーソフトです。各種デバイス向けのエンコードプリセットも用意されているため、変換設定をワンクリックで済ませることも可能です。
VidCoderのダウンロード先 >>
- 日本語対応:はい
- 対応OS:Windows 11/10/8.1/8/7
- 対応入力形式:DVD、Blu-ray、ISO、MP3、MP4、AVI、MKV、WMV、3GP、SWF、FLV、HD、MOV、DVD、RM、QT、TS、MTSなど。
- 対応出力形式:MP4、M4V、MKV。
メリット:無料、バッチ変換をサポートします。DVD/Blu-ray(ISO/VIDEO_TS)からMP4、M4V、MKV、AVI、MOV、ISOファイルの作成も可能です。
デメリット:出力フォーマットはMKVとMP4のみです。
VidCoderを使ってMKVをMP4に変換する方法
- ① VidCoderを起動し、画面中央にMKVファイルをドロップして追加します。
- ② 画面左下の「出力先」欄にある「参照」ボタンをクリックし、保存先を指定します。
- ③ 「エンコード設定」を「Fast 1080p30」に選択します。
- ④ 「エンコード」ボタンをクリックすれば、MKVからMP4への変換作業が開始されます。
まとめ
以上は、MKVからMP4へ変換できるフリーソフトお勧め6選に関する紹介でした。動画変換ソフトはたくさんありますが、その中から無料で使える MKV MP4変換フリーソフトだけを厳選し、それぞれの特徴や、使い方およびメリットとデメリットなどについてご紹介しました。少しでもご参考頂ければ嬉しいです。
Any Video Converter FreeはPC初心者はもちろんプロユーザーにも向いています。操作画面が簡潔でおしゃれですし、動作も軽くて安定しています。そして、VLC Media Playerは1つのファイルを編集、設定変更なしで変換する場合に適しています。Freemake Video ConverterとVSDC Free Video Converterは、ほとんどの動画ファイル形式に対応しているが、変換スピードは少し遅いです。Xmedia RecordとVidCoderは細かい設定ができますが、初心者にとってはやや難しいかもしれません。どちらを選択すべきか迷っている場合は、まずはソフトをダウンロードし、それぞれの操作性を実感してみてください。